群馬県警高崎署は4日、1歳5カ月の長女の手に熱湯をかけ、やけどを負わせたとして、傷害の疑いで、同県高崎市の無職渡辺果菜容疑者(25)を逮捕した。「泣きやまないことに腹を立てた」と容疑を認め、熱湯を約1分間かけ続けたとも供述している。長女の体の状態などから日常的な虐待があったとみて捜査する。

逮捕容疑は3日正午ごろ、自宅台所で電気ポットの熱湯を長女の左手にかけ、やけどを負わせた疑い。

同署によると、長女は軽傷。高崎市内の病院からの情報を基に、市こども救援センターが4日午前、「やけどや青あざがあり、虐待の可能性がある」と通報した。